WANと行く！キャンプ・クルマ旅　ラグキャンスタイル@ブログ

2008.8.30（土）　ラム　【7歳】　体重：9.2kg

昨日、ラムつん混合ワクチン接種したらアナフィラキシーショック症状（急性アレルギー反応）になってしまいました

アナフィラキシーとはアレルギー反応のことで、この反応が重度な場合をアナフィラキシーショックといいます。接種後、10分ぐらいで嘔吐、粘膜蒼白、虚脱、股動脈圧弱、昏睡の症状があらわれ、迅速な処置をしないと命に関わる。

数時間して顔が腫れる（ムーンフェイス）のほうが、アレルギー症状としては軽く、命にかかわることは少ない。もあなのワクチン接種の時もアレルギー反応がでたけどこっちだった。

ラムは現在7歳。2歳ぐらいから8種を打っていて、これまでは全く問題なし。軽度のワクチンアレルギーも起こしたことはありませんでした。

触診、問診、検温とワクチンとワクチンアレルギーの説明を受け、体温39度（平熱）　体調も問題ないので 8種混合ワクチン　デュラミューン8　を接種。

会計をして病院の階段を下りる途中でラムが急ストップ。ウプッウプッと吐き気をもよおしたと思ったら、すぐに嘔吐。抱き上げたら気持ち悪そうな表情で少しグッタリしている。すぐに引き返した。ワクチン接種からアレルギー発症までは10分～15分ぐらい。

処置は副院長先生と予防接種の注射を打ってくれた先生とさらにもう1人先生がきて3人で対応。軽いワクチンアレルギーかと思っていたら、なんだか逼迫した雰囲気の先生方。

股動脈圧弱、舌蒼白、表情もおかしい、呼吸が早い。

重度のアレルギー症状です。と、副院長先生。アナフィラキシーショック（急性アレルギー反応）と診断された。見ると確かに舌が白っぽく、耳の内側もいつもより白っぽい色になっている。
（後で調べたら、圧が下がり抹消血管まで血が回りにくくなるとあったので、舌などピンクに見えている粘膜が白っぽい色になってくるんでしょう）

静脈点滴を打ち、落ち着いてきたらアレルギーを抑える注射をしますと言われ、モニターもセットされた・・・

しばらくすると、股動脈圧が戻り、舌もピンク色に戻ってきた。落ち着いてきたのでアレルギーを抑える注射をし、30分ぐらいで処置が終了。



また症状が現れてもすぐに点滴できるように、腕に点滴の管を付けたままテーピングしてもらって帰宅。その後は目を離さないように診ていたが急変はなく安心し、日曜には点滴の管を病院で抜いてもらってきました。

ラムはワクチンアレルギーは大丈夫と、安心してしまっていた部分もあったので、まさかアナフィラキシーショックになるなんて。。
だって、アナフィラキシーショック発症の確立は1万～2万分の1なんですよ。アレルギー反応事態がそんなに起こるものではないのに。。でも全く起こらないわけではないとはわかっていたのですが、うちのコがまさかと思いますよね。。。すぐに処置してもらって助かって本当によかった。もうすっかり元気です！

来年からは、ワクチンの前にアレルギーを抑える薬を投与するなどより慎重に対応しなければなりません。